冬の凛とした寒さを体験し、澄んだ関東平野を見下ろす体験をして欲しい。
冬のこの時期、小学生の年齢発達に合った八王子の山に登山に行きます。
今日の予報は曇りでしたが、元気に出かけました。
八王子城山は北条氏照の山城。
敵が馬で攻め難くするための道ですが、登るのも難攻します。
「七合目!」「八合目!」「九合目!」と声を掛け合いながらやっとたどり着いた展望は遠くスカイツリーまで見えて最高でした。
さあ、ここからは子どもたちと相談です。
城山(480m)でお弁当にするか、富士見台(558m)まで行ってお弁当にするか。
もうお弁当にすると言うかと思いきや、全員、「富士見台まで行く!」と言うので「おー、そうか!」ともう少し頑張って富士見台を目指すことにしました。
さあ、ここからは大変です。
急な斜面や、
倒木をまたいだり、
ハードな難所を超えます。
途中、「えーっ、こんな所、通るの!」という個所もありましたが、無事、富士見台までたどり着くことが出来ました。
あいにく、富士山は見えなかったものの、あの大変な山を登ってきたという自信になりました。
山の安全は自分たちでも確認しないといけません。
ゆっくり降りて、滑ったり、落ちたりしないように気を付けることはもちろんのこと、周囲の状況を敏感に察知し、落枝やけものにも気を付けないといけません。
一つ一つの経験が力になります。
経験を積み重ね、子どもたちの育ちにつなげていきたいと思います。
子どもたちは体験を通して学びます。
遊びを通して学ぶ体験活動は、挑戦の体験でもあります。
季節とフィールドを活かしたプログラムをデザインし、子どもたちと一緒に楽しみながら体験していきたいと思います。
次回もお待ちしています。
森のようちえんの滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭