サッカーのことは分からなくてもいい。
メッシは試合中動かない、試合中歩くという素人の批判は置いておこう。
ここで重要なことは状況判断ということです。
スキャニングという言葉も使われていますが、周囲の状況を観察し、適切な行動を判断するということが重要なのです。
保育者の必要な動作の一つに、ルックアップ、ルックアラウンドというのがあります。
顔を上げて、周囲の状況を見渡すということです。
なんだ、それだけかというなかれ。
サッカーにおいてもこれが出来るプレーヤーが一流のプレーを行っている。
日本では中田英寿選手や本田圭佑選手もよく顔を上げ、周囲の状況を観察しているのがよく分かる選手だと思います。
この技術は実は保育でも生かせます。
たわいもない、たったそれだけ。
そのたったそれだけが出来ない。
たったそれだけがどれほど重要か。
顔を上げて周囲の状況を観察するという動作は分かっていても出来るものではありません。
習慣化にするのです。
高度な技術というのは些細な動作の積み重ねによる習慣化された行動に表れます。
野外の幼児教育といっても安全がもっとも優先されるべきです。
技術と経験に裏付けられた安全な質の高い保育を目指します。