Contents
予防・計画
フィールド選び
対象者の発達や能力、興味関心にマッチしているかどうか。
体験学習の範疇を超えた危険はないか。
きれいで治安もよく、子どもたちの学習にとって効果的か。
プログラムデザイン
時間で区切るのではなく、活動の流れや順番をイメージする。
パターンで考え、現場でチョイスするゆとりを持たせる。
現場で変更可能な遊びを持たせる。
下見
周辺も含めて
実際の活動日に合わせて(週末に行うなら週末に下見を、夏に行うなら夏に下見を)
事前の下見と直前の下見
装備の準備
ファーストエイドキット
活動に必要な教材
安全のための装備
スタッフトレーニング
必要な研修・講習の受講
エピソードを共有したイメージトレーニング
当日・実際
5つのポイント
1.意識を向ける
子どもたちに背を向けない。子どもから目を離さない。
2.ルックアップ、ルックアラウンド
顔を上げて全体の様子、状況を把握することに努める。
3.フットワークを軽く
様子によっては子どもたちの近くに行き、子どもの様子、遊びの状態、一人一人の心理状態や健康状態など、内面の変化に気づけるようにすること。
4.個別対応と必要人員
個別対応で持ち場を離れる際には、他の職員に声をかけることと、その時間帯は配置数が1名不足している状態であることを認識すること。
5.状況に合わせて保育体制を変える
配置数が不足している状態であることを認識した職員は、少ない人数で子ども全体を見るポジション、役割、保育内容に切り替えること。
事後対応(具体的なイメージトレーニング)
救命救急
年に一回は救命救急の訓練を受けること。(消防庁、日赤、メディックファーストエイド、ウィルダネスファーストエイド他)
2次災害を防ぐ
・子どもの避難、誘導
・目の前の危険から離れる。
・保育者自分自身の危険を回避する。
職員配置と指示系統
傷病者対応
他の子の避難・誘導対応
救急要請(119番、110番)、近くにいる他の人を含めて救助依頼
指示系統は、責任者に1本化(責任者に現場の情報を集約し、責任者は、状況把握、救急要請、救助依頼を担う。)
状況は刻一刻変化するので、都度判断、修正、指示を行う。
保護者対応
まずは事実を簡潔に、冷静に、誠心誠意伝える。