遊び環境を考える

八王子の甲ノ原保育園の取り組み

【東京都八王子市】甲ノ原保育園|運営:社会福祉法人 菊清会
社会福祉法人菊清会が運営する東京都八王子市にある保育園です。

東京八王子の甲ノ原保育園は、日々保育環境を考え、子どもたちがやりたいことを自由に選んで遊び出して行けるように、室内の環境設定は写真のようなコーナー保育を常設しています。

1970年代の私たちが子どもの頃は小学校をそのまま小さくした保育室で、活動の度に教材や用具を出してきて環境を設定するのが主流でした。

今は、絵本コーナーやお絵描きコーナー、製作コーナーやおままごとコーナーなど、子どもたちが自由に遊びを選び、自由に遊び出して行ける保育環境の方が質が高いと言われています。(アメリカの保育環境評価スケールなどを参照)

子どもたちが出しやすく、片付けしやすいように色分けされたり、カードで視覚化されて分かりやすく配慮されています。

これからの教育のスタンダードとも言える、ユニバーサルデザインともいえるでしょう。

森のようちえんとどう関係があるのか?と思われるかもしれませんが、実は自然環境も同じなのです。

子どもたちが自由に選び、いつでも遊び出していける保育環境として自然を選びます。

・選択肢が複数用意されていること。

・子どもが自由にいつでも選ぶことが保障されていること。

・遊びのコーナーは先生たちの管理のためのスペースではないので、子どもたちは遊びのコーナーを自由に行き来でき、相互に関わりあって遊びが豊かに発展することが期待されること。

そのような子どもの遊びを豊かにする環境として、遊びのコーナーを用意しています。

自然環境においても同じく、子どもたちの遊びが豊かに広がるよう、自然環境を設定していきたいものです。

森のようちえんの滝山ネイチャークラブ

代表 堀岡正昭

 

 

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