この夏の野外活動のポイント3についてお伝えします。
1.フィールド選定
その場所は対象に合っているかどうか。年齢発達などその子に合っている場所であるかどうか検討しましょう。
そこに連れて行くのは、子どもたち自身のためのはずです。
大人の都合や大人が行きたい場所に子どもを付き合わせて健康と安全を害することのないようにしましょう。
2.水分補給
今年の夏も熱中症対策が最も重要です。
こまめに水分を摂らせること。
子どもの自主性に任せるだけでは安全は守れません。
水分を摂ることを促し、水分補給していることを確認しましょう。
3.時間短縮
1回の活動時間を短縮して、休憩と水分補給をさせましょう。
そして全体の活動時間を短縮して子どもたちの健康と安全を守り、どうやったら自然体験、野外で遊びを通した学びを保障させられるかを考えていきましょう。
例えばプール遊びなど、これまで30分ごとに休憩していたとしたら、20分、または15分などと短縮して、必ずこまめに水分を摂らせるようにプログラムしましょう。
いづれにしても大人の指導力が問われます。
子どもの権利を守り、主体性を尊重しながら、安全のための指導力を発揮するのが高度な保育技術です。
今年はこの、フィールド選び・水分補給・時間短縮のポイントを押さえて、安全な夏の活動にしていきましょう。