遠くから監視していても、気づけばあっという間に流されてしまいます。
この夏、子どもの近くで見守りましょう。
目を離せば子どもはいなくなります。
子どもと一緒に遊んで、水温や体感温度に気づき、健康に配慮しましょう。
子どもは2m先の人の陰に隠れて溺れています。
監視台からだけでは死角が生まれます。
子どもの動きに合わせて、大人も動きましょう。
子どもは実に動き回ります。
人の陰に入ったら、回り込んで子どもを確認しましょう。
一緒に遊んでくれている大人が一番子どもを守ってくれます。
子どもの傍で見守り、子どもの安全を守りましょう。
大人が複数いる場合(夫婦や他の家族など)、子どもを挟んで対面で監視するのも有効です。
対面の大人が、あちら側を向いている子どもの顔色や表情を見て、水から上げさせるなど、複数の視点から子どもを観察するのは子どもの多面的な理解にもつながります。
また、水辺だけではなく、都市部においても、公園や道路など、不審者や危険な運転から身を守るためにも、私たちは常に周囲の状況にも目を凝らし、挙動に不審はないか、危険は潜んでいないか、気を配っています。
漫然と子どもを見ない。
意識して子どもを見る。
危険は何か。
周囲の状況に潜む危険をいち早く察知し、子どもを危険から守る。
そんな意識と観察法をトレーニングしています。
まずは、子どもの近くで子どもを見守る。
大人が近くにいるというだけで、不審者に対しては抑止力につながる場合があります。
大切な我が子を見失わないために、視界の中に子どもを入れておきましょう。
森のようちえんの滝山ネイチャークラブ
代表 堀岡正昭