怪我をしたとき
1.救護
2.他のスタッフに応援を要請する。
3.他の子どもへの対応
4.スタッフ配置を判断し、指示する。
5.報告(保護者及び代表に報告する。)
主なケガの対応
(1)外傷確認(落ち着いて、安静にさせる。「大丈夫だよ」など声をかける。)
(2)傷口が汚れている場合は、流水で洗浄する(消毒薬等、薬は使用しない。医療行為と認められた場合は、医師法違反となります。滝山ネイチャークラブでは消毒薬は携行していませんし、使用しません。)※1
(3)出血している場合は、圧迫止血を行う。
(4)流水や保冷剤などで、冷やす(炎症や痛みを抑える)
(5)きれいに洗浄しないまま絆創膏は決して貼らないこと。(特に子どもはとびひになりやすい。)※2
(6)開放性の傷の場合、傷口の保護の目的で絆創膏を貼る。
※1.医師の診断による服用は、子どもの場合自分では難しい場合があるので、その際には代理で飲ませることは医師法違反にはなりません。医師の診断により服用しなければならない時は、保護者から依頼があり、それを受けた場合のみ行います。(毎食後服用しなければならない状態だとしたら、健康な状態とは言えず、受け入れが困難と考えます。通常、薬の服用している場合でも、子どもの場合、学校や園に通っているので、朝夕の服用となる場合がほとんどです。)
※2.とびひの原因について調べて、子どもは傷口から感染することが多く、あっという間に広がるという症状についても知っておくといいです。
熱を出した場合
a.見るからに様子が違う。
b.体温が37.5℃以上
c.平熱が36.4℃以下の子どもが平熱より1℃以上高い場合
1.観察(まずはよく観察しましょう。なぜ熱が出たのか。)
2.処置(単純に熱を下げれば良いというものでもないので、原因をよく探り、必要に応じて熱を下げる処置をする。)
3.連絡(必要に応じて保護者に連絡を入れる。または救急車を要請するなど次の手だてをする。)
視診のポイント
・顔色や表情(肌の様子や目つき、唇の様子など)
・行動(遊びの様子や食欲など)
・本人の訴え
薬の取り扱いについて
基本的に子どもだけで服用はさせません。薬も預かりません。(アナフィラキシーショック対応のエピペンは除く。※1)ムヒ、マキロン、市販の虫除け等含む
※1エピペンを預かるような場合には、エピペンの使用方法についてレクチャーを受け、アレルギー症状がみられた場合には、ためらわずエピペンを正しく打てるようにしておくこと。
アレルギー児対応について
・事前の調査(健康調査票)
・アレルギー食物除去
・弁当持参