子どもにとって、人にとって、大切な栄養とは?

人間は口から栄養を摂取して、エネルギーに変えます。

植物は根っこから水分を吸収して、光を浴びて大きく育ちます。

実は、人間も光合成のような栄養の接種をします。

美しい音楽を聴いたり、素敵な絵画に感動したり、甲子園で高校球児の活躍に涙したり、食べ物以外から、栄養を摂取しているのです。

子どもが外で遊んだり、大好きな人と手をつないだり、冷たい川の水に触れたり、笑ったり、「すっごーい!」と驚いたり、大きくなるためにはとても大事な栄養素なのです。

私たち大人は、目に見えて、数値化出来るものでしか、客観的な要素として説明できないので、目に見えない力、数値化出来ないもの、非認知能力といったものを軽視することがあります。

でも誰もがその力を知っています。

歌を聴いて勇気をもらったり、選手の頑張る姿を見て「自分も頑張ろう」とパワーをもらったり、人を愛することで今まで信じられなかったことを感じたり、出来るようになったり、そんな力の存在を誰もが知っています。

私たちはそんな力を育てたいと思うのです。

子どもは外で自由に遊ぶことで考える力、工夫すること、自信を持つことを覚えます。

大好きな人と一緒にいることで、話を聞いてもらえたり、一緒に遊んでもらうことで、人に対する信頼感と愛すること、愛されているという実感を覚えます。

自然の中で、雨に打たれたり、冷たい水に触れたり、鳥の鳴き声、虫の声、風を感じることで、感覚を養います。

ご飯を食べることももちろん大事なのですが、こういったこともとても重要なのです。

目には見えない力、数値化出来ない能力、到達度や達成度という評価項目が合わない学習においては、やはりその道の専門家、経験者を頼った方が良さそうです。

特に野外での活動となると、初心者にはハードルが高く、躊躇して、どうしようかと悩んでいる間に、子どもは大きくなってしまいます。

振り返ったらあっという間の子育て期、子どもが大きくなるということの見通しを教えてくれる先輩がいたらどんなに心強いことでしょう。

大丈夫。

大きく育った子たちを多く見てきたから、どうやったらそうなるか、一緒に良い種を撒いていきましょう。

種を植えて、水を撒き、肥料を与え、お日さまの日差しを十分に浴びて、しっかりと見守っていきましょう。

必ず、大きくなる。

お父さん、お母さんたちの子育てを心から応援し、子どもたちの育ちをしっかりとサポートしていきます。

ぜひお任せください。

滝山ネイチャークラブ

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堀岡正昭

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