ダンボールハウスを作ろう!

12月19日に行われたタッキーについて、今回は中学生スタッフ美維がお送りします。今回の活動は「ダンボールハウスを作ろう」。実は私が企画したものでした。幼稚園に通っていた頃、ピアノを買ってもらい、届いた段ボール箱で遊んだのがとても楽しかったからです。きっと、こういった場がなかったら私はダンボールハウスをもう作れなかったかもしれません。ダンボールを下さった自転車屋さんの方々、場所を提供してくださったわくわくビレッジ、そして参加してくださったみなさまに感謝申しあげます。さて、寒くなってきた今日この頃ですが、当日もとても冷え込みました。わくわくビレッジの体育館を全面お借りしましたが、ストーブがなかったら体が凍えてハウス作り等している場合ではなかったでしょう。ですので、朝の挨拶はロビーで行い、「わたしのおうち」(かんざわとしこ)を静かに聞きました。

10時30分。いよいよ作業開始です。玄関をハート型にしたり、窓をハート型にくりぬいたり、楽しそうにハウス作りをします。私が持ち込んだ雑誌や広告を切り取って、壁に貼ったりすると、マイハウスはみるみるうちにカラフルに。 いすやテーブルも全てダンボールで作るという懸命さに感動しました。私が一番凝ったのは、ドアの取っ手です。くりぬいてもよかったのですが、逆の発想で、私は貼り付けました。うすいダンボールを、小さな丸と大きな丸に5つずつくりぬきます。そしてそれらをくっつけて、また、それをドアにしっかりと接着させます。少し時間はかかったけれど、想像以上のドアノブを作れて満足です!あっとい間にお昼の時間。ハウスはそのままにして、食堂に向かいます。私の中学に食堂はないので、なんだか新鮮でした。時ははや過ぎ午後の部。午後の予定は、外に出て探検や観察をすること。ひとりひとりに立派な聴診器と虫眼鏡が配られました。それを持って出発です!

始めの課題は、「木の鼓動を聞いてみよう」。なんと木から音がするというのです。私はうまく聞き取れませんでしたが、聞き取れた人がっ!その木からは、コッポコッコ・・・という音が聞こえたそうです。他の木も聞いてみようということで場所を移動して聞いてみると、その木もまた違った音でした。この音は死んでいる木や家具からは聞こえません。生きている木にだけする音なのです。さて、この音とはいったい何なのでしょう?私は水の上がっていく音だと思いました。しかし違うそうです。なんと実際はまだわかっていないとか。とても気になります。

 

 

次の課題は「虫眼鏡で観察をしよう」。小さな小さなつぼみをみつけて見てみたり、ナナフシをよーく見てみたり。はじめは寒かった体も、だんだん温まってきます。今度はウッドチップの上にシートをしいて、クラフトです。好きな葉を見つけてアルバムにする、木のペンダント、キーホルダーを作る、色々やりました。ハウスへの帰り際、とても大きな葉を見つけました。コレクションするのかなを思いましたが、自然にかえることになりました^^頑張って作ったダンボールハウスともそろそろお別れです。元のようにしなければなりません。ちょっとさびしかったけれど、しっかり片付けました。参加してくださった方、楽しんでいただけましたか?私はやりたかったことがこうして実現できて、最高に満足です!一緒にハウスを作れて幸せでした。ありがとう。

22年最後のタッキーの活動でしたが、とても印象深いものとなった気がします。以前は一人で作ったハウスも、こうしてみんなと同じところで作るとなんだかとてもワクワクしました。一人だけでは一人だけの発想。でも、みんなが作ったらそれだけの発想が出てきます。私は中学生スタッフとして時々参加させていただきましたが、色々なものを学ぶことができました。きっと、一人では学ぶことのできなかったことだと思います。本当にありがとうございました。そして、来年の参加もお待ちしております!!      記)中学生スタッフ mii

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