水辺の活動に際して

・子どもから目を離さない。目の前の子どもだけでなく、子どもたち全体を視界の中に入れることを意識して下さい。

・スマホは操作しない。ながら保育出来るほど野外活動は余裕がないはずです。パソコン、スマホ、無線機の操作も含め、ながら保育を出来るだけの技術と経験があるか確認しましょう。

・子どもから離れて行かない。子どもがいない所に理由や断りなく行ってしまうのは持ち場放棄です。勝手に持ち場を離れてはいけません。一声かけるコミュニケーションスキルは必須です。

・子どもに背を向けないポジションを意識すること。常に子どもを見ているのは不可能ですが、それを意識している先生とまったく意識していない先生は安全の質が違います。全体を見ようとしないと子どもがどこかに行っても気づかず、見失います。

・保育中は顔を上げて、全体を見ること。保育の基本です。「木を見て、森を見る」

・職員同士、おしゃべりに夢中になり、子どもから目を離さない、背を向けない。雑談が出来るほど余裕はありません。必要な情報伝達にしても、子どもの様子を視界の中に入れて会話するようにしましょう。

・子どもは動くので、常に大人もフットワークを軽くして、危険なところ、人数が多い所に動くこと。例え、「この辺りを見ていてね」と言われても、子どもが動いたら、配置場所も変わるという理解でお願いします。

・自分の動きが全体の中でどんな影響を及ぼすかを考えて行動すること。(子どもをあおりチャレンジを促す行為が全体を危険にさらさないか。1人の子に付きっ切りになる行為が、全体として職員の手薄になりはしないか。)

・活動の流れを変えるために主導して指示したり、指導する場面や子どもの主体性を尊重する場面など状況に応じて働きかけを変えましょう。見守っていてはいけない時に見守っているのは見守りとは言いません。主体性を尊重して見守っていた方がいい場面では、余計な一言も言わない方がいいのです。

・活動を切り上げて休憩したり、終了する場合は、素早い人数確認をお願いします。現場のリーダー、責任者、園長先生に報告しましょう。

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