下見って、想像力なんです。
実際に行ってみて、見てみるってことももちろん重要なんだけど、それだけじゃ足りない、というかもったいない。
1回、想像の世界で体験してくるんですよ。
時間を超えて、活動当日を見てくるというか、想像の世界で体験してくる。
そうすると、失敗とか、忘れ物とか、見えてくるわけですよ。
あぁ、ここでこんな物が必要だなとか、ここでこういう風に言っておかないと事故になるなとか。

その計画のタイムスケジュールだと、子どもそんなに早く歩けないなとか、ここで休ませよう、荷物はここに置こうとか、考えておく。
その日になって、その場で考えたんじゃ遅すぎる。というか、子どもがいて、いろいろな声や情報があるから、注意力散漫な状態だから、いい判断が出来ないんだよね。
下見の段階なら落ち着いて考えられるし、前もって準備しておけることは準備しておけばいいんだ。
そうやって準備万端整えたとしても、子どもの活動は予想外、想定外の連続。
そもそも前もって準備できることすらしておかないで、その場で考えるのに加え、子どもは予想外のことをするもんだから、「そんなことしないで」となる。
対応できないからね。人間、そんなマルチタスクには出来ない。
下見の時点で、一度経験しておくんですよ。
経験者は強いって言うけど、実際に経験しなくても、人は想像の世界で経験できる。
でも、それが出来るっていうことも実は能力がないと出来ない。

イメージトレーニングも、実際に経験できる能力がある人がイメージするから、その世界がイメージできる。
F1ドライバーや一流のアスリートが実際に経験しなくても、イメージトレーニングでかなり効果的なトレーニングになるけど、サーキットを走ったこともないのにイメージは難しい。
そうか、イメージトレーンぐって初心者にはちょっと難しい。
だとしたら、経験者と一緒に下見に行って、経験者がどこを見て、どんな想像をして、それを実際の活動にどう落とし込んで反映させているかを見ていくしかない。
下見はちょっと奥が深い。
