子どもには、挑戦しようという意欲や人と関わろうとする力があります。
無用に「頑張れ、頑張れ」とも言わなくてもいい。
「あなたには無理」と決めつけたり、「やれば出来る」と煽る必要もない。
出来るかな?どうしようかな?その不安な気持ちに寄り添い、子ども自身が決めようとする葛藤体験をも大事に見守りたいと思います。
子どもが自分から挑戦している時は、案外怪我しないものです。
実は、大人が「やってごらん」とやらせる受動的な体験にすると怪我が多いのです。
大人が子どもの能力を正しく理解せず、能力をはるかに超えた挑戦をさせたり、やる気もないのに、「みんながやっているから」とか「課題だから」と無理な課題を与えるからです。
ですから私たちは、子どもが自らやろうとしていても、フィールドの危険や難度と子どもの能力・発達を総合的に見極めて、無謀な挑戦や子どもが気づき得ない危険が潜んでいる場合は止めたり、代替え案を提案したり、適切な援助が必要なのです。
子どもの力を正しく理解し、対象に応じた適切な援助を心掛けましょう。
滝山ネイチャークラブ
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