100%安全と言うことはないんだけれど、安全な園と危ない園というのは、あるんです。
危ない園は、一言で言うと
「子どものことを見ていない」
どんな園も、どんな先生も、
「いいえ、ちゃんと子どものことは見ています。」と言いますが、その”ちゃんと”が”ちゃんと”見ているか。
子どもに背を向けてはいないだろうか。
子どもを見失ってはいないだろうか。
子どもの内面まで見ていると言えるだろうか。
質の高い、経験豊富な園の先生方は、実にちゃんと見ています。
20年以上の経験を持つ先生方なら「背中に目を持て」と言われて鍛えられてきた先生も多いはず。
「子どもに背中を見せるな」とも。
冗談ですが、子どもに背中を向けると刺されるぐらいのイメージを持っていないと本当、背中を見せてるんです。
危ない園の先生は、「ちゃんと見ています。」と言いながら、子どもを見失うんです。
「ちゃんと見ています。」という先生の脇をすり抜けて、子どもがどこかに行ってしまったことに気が付かない。
いなくなって事故になって始めて「どこに行った!」と大騒ぎする。
それでは遅すぎるのです。
ちゃんと見ている園の先生方は子どもとの距離感が違います。
次は子どもとの心の距離感を縮めていきたいものです。
野外で子どもを安全に見守る質の高い保育を広める
滝山ネイチャークラブ
自然遊びアドバイザー
堀岡正昭
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