保育の専門性

多くの園が屋外保育をあきらめても、ここの園の先生方は、「どうやったら子どもたちに外で遊ぶ体験をさせられるか」という視点で考えています。

ここ裏高尾は都心に比べれば気温も低く、八王子駅周辺、高尾駅周辺と比べても、マイナス2度の世界です。

木陰で、水も冷たく、きれいな川に連れていき、子どもも満足、健康で安全な活動が出来る。

そんなフィールド選定、活動デザイン、気象の変化や子どもたちの遊びの様子を見て、都度活動を組み立て直す、リデザインスキルが問われます。

「何か言われたらどうしよう?」そんな思いに駆られて、委縮しがちな昨今においても、勇気を持って子どもたちを連れ出す勇気。

「もっといい保育は出来ないものか」と常に向上心を持って保育を工夫する精神。

そして何より、批判や意見に対し、自分たちの保育を曲げないで実行するスキル。

この園の専門性は、勇気と向上心、実行するスキルにあります。

保護者の方に納得していただけるように、丁寧に発信し、安全のための根拠を示します。

熱中症に水辺の危険、見失いや不審者対応など、様々な角度から安全を考える。

安全に「万全」ということはないけれど、それでも先生方が一生懸命考えていることは伝わります。

何より、子どもたちが求めている、「外で遊びたい!」「川に行きたい!」「もっと遊びたい!」という欲求をどうしたら叶えられるか。

無謀な挑戦ではなく、ち密な計算の上に綿密な計画を立て、これなら大丈夫、そう言える自信が先生方を支えます。

フィールド選びの要件をお伝えしています。

安全のための配慮、注意点を明らかにします。

その上で、実際の現場で先生方と連携し、子どもも笑顔、大人も笑顔の保育を実現します。

八王子の豊かな自然を活用した野外保育、自然遊びを広めます。

八王子優良自然遊び・自然保育推進保育園の取り組みから

滝山ネイチャークラブ

堀岡正昭

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