子どもが見ている物を見ようとする態度

アゲハ蝶を見つけた子どもたちと一緒に先生が「しー」と言ってじっくり観察しようとしています。

先生は、「そんなの見てないで」とも「早く行くよ」とも言わないで、子どもたちと一緒に見ています。

自然の中のきれいなもの、不思議なもの、珍しいものを子どもと一緒になって見てみようとする。

その態度が子どもたちの観察する力を育てるのです。

子どもが見ている物を見てみようとする。

実は、その態度が子どもたちとの信頼関係を築くのです。

子どもたちは自分たちが見ている物、自分たちが大事にしている物を大事にしてくれる人のことを信頼します。

子どもと一緒にアゲハ蝶を観察する先生。

そんな素敵な先生がもっともっと触れることを期待しています。

そんな先生方との自然遊びは、こちらも心が豊かになり、心地いい時間でもあります。

2025/05/08
八王子優良自然遊び・自然保育推進保育園の実践から
自然遊びアドバイザー
堀岡正昭

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