ライフジャケットを着けていて助かる姿勢です。
仰向けで、下流に足を向ける。
そもそも、うつぶせに倒れたら、ライフジャケットを着けていても、溺れます。
むしろ、ライフジャケットを着けていなければ、自力でひっくり返って仰向けの体勢を取れるかもしれません。
ライフジャケットを着けていても、うつぶせに倒れたら、溺れてしまうのです。
「うつぶせに倒れるなんて、そんなことはない。」
それは、子どもの発達特性を知らないからです。
子どもは水の中で、容易に倒れます。
歩行が水の中では困難で、不安定な上、幼児は頭部の方が重心が重く、倒れやすいのです。
「ライフジャケットを着けているから大丈夫」
これを見ても、そう言えるでしょうか?
もしも、目を離していたら、この水深で、ライフジャケットを着けていても、危険だということです。
ライフジャケットを過信しない
子どもから目を離さない
ライフジャケットもかなり普及してきました。
ライフジャケットの普及も大事ですが、正しく着用する、正しく浮く姿勢を身に付けることも合わせて重要です。
そして何より、子どもから目を離さないという単純かつ、もっとも基本的なことを改めて確認していきたいと思います。
滝山ネイチャークラブ
自然遊びアドバイザー
堀岡正昭
コメントを残す