川の中でアクアシューズを脱がない。
流されたアクアシューズ、ビーチサンダル、ボール、浮き輪は追いかけない。
お酒を飲んでいる人を入水させない。
この夏、この3つを気にしましょう。
子どもの水辺の活動では特に、川の中でアクアシューズを脱がないように指導していきたいと思います。
アクアシューズが流されてあわてて追いかけて、川に流されるという事がかなり多いです。
併せて、流されたアクアシューズ、ビーチサンダル、ボール、浮き輪は追いかけない、ということも注意したいと思います。
そうは言っても、追いかけるんです。
でも、アクアシューズ、ビーチサンダル、ボール、浮き輪が流されても追いかけないよ、と注意しておくことで、一旦冷静に状況を判断することが出来るかもしれません。
(そう言えば、追いかけないよ、って言ってたな。)
アクアシューズ、ビーチサンダルなんて、また買えばいいんです。
失くして保護者に怒られるなら、怒られた方がまだいいんです。子どもが流されるより。
常に最優先事項は何なのか、その次に、安全なら、何を優先して、どうしたらいいか、そう考えられる思考を習慣化したいものです。
最後に、お酒を飲んでいる人は入水させないようにしましょう。
子どもの体験活動で、お酒を飲んで指導する大人はいませんが、活動エリアの周辺には、レジャーの人もいるかもしれません。
また、グループによっては、メンバーの中に、飲酒して楽しむこともあるかもしれません。
他のメンバーも、周囲の人も、お酒を飲んでいる人は入水させないようにしましょう。
2次遭難、2次被害の危険がかなり高いです。
それでも、我が子やメンバーの子どもが溺れたり、流されている様子を見ると、あわてて救助に行こうとするかもしれません。
そんな時は周りの人が全力で止めましょう。
流された子どもを救えないばかりか、その人の危険もさることながら、救助に向かう多くの人の危険にもつながります。
ライフジャケットの過信は危険です。
実際にライフジャケットを着用していて亡くなった事例もあります。
そもそも、ライフジャケットを着用しないと危険な場所は、幼児の活動には不向きです。
子どもの自然体験活動というのは、命の危険と隣り合わせではだめです。
この夏、水辺で楽しい思い出にしましょう。
八王子優良自然遊び・自然保育推進保育園の取り組みから
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