計画からデザイン、そして実施へ
実際に自然遊びを導入するための具体的なノウハウをお伝えします。
フィールド選びから準備、計画の立て方、下見など、計画段階から、実際の活動をイメージするトレーニングまで、自然遊びの組み立て方を説明します。
この順番通りに、全部行うと、保育の中で自然遊びが誰でも出来るようになります。
当日までの計画
1.フィールドを選ぶ。
フィールド選びのポイント
(1)活動の目的、園の方針、理念を明確にして、ぶれないこと。
(2)安全であること、対象となる発達にあっていること。
(3)変化に富んでいること、子どもの興味関心に応じて刺激的であること。
2.プログラム案(日案)を立てる。
事例参照
3.実地踏査(下見)に行く
下見のポイント
(1)危険個所のチェック
(2)下見チェック表に基づいて
(3)活動場所だけでなく、周辺まで
(※)携帯電話の電波の確認
4.チェックリストに従って、持ち物の点検・確認をする。
5.当日の活動を具体的にイメージする。(イメージトレーニング)
・職員配置、役割分担
活動当日
6.セーフティートークを行う。
- 禁止、制限事項
- 活動範囲
- 活動の流れ
7.安全管理の3K「気象」「健康」「危険」
天気、子どもの表情・態度・遊び方、周囲の状況を観察すること
・スマホ
・観望天気
・子ども自身(存在確認と健康確認、内面の状態を読み取る)
・最も危険なのは人間
8.人数点呼
- 始める前
- 活動を変化焦る時
- 活動を終える時
9.子どもを観察する3つの動作を身に付けよう。
- ルックアップ
- ルックアラウンド
- コミュニケーションスキル(ボディサイン、ジェスチャー、アイコンタクト)
10.ファーストエイド(業界スタンダードケアを身に付ける)
冷却・洗浄・止血
・水道水
・清浄綿
・カットバン

