知能を持った世界最高のカメラ
防犯カメラの多くは固定カメラのことが多いです。
後で確認しようと思っても、「もう少しこの辺映してくれたらいいのに」ということも少なくありません。
死角が多いのです。
それに引き換え、人間の眼は360度見渡すことが可能です。
当然視野があるので、じっとしていたら見える範囲には限界がありますが、人間は首を動かし、体の向きを変えることで、後ろまで360度観察可能です。
しかもこの人間の眼は、知能を持っています。
最新のテクノロジーが追い付かない、「楽しいこと」「盛り上がっている所」「危険な場所」を察知する世界最先端のセンサーを兼ね備えています。
この最高のセンサーによって最新の反応速度を持つ高性能プロセッサによって、経験豊富な保育者は子どもの遊びを安全かつ効果的に見守ることが出来ます。
私たちは世界最高の知能を持った自分たちの能力を最大限発揮して保育しましょう。
そのカメラも電源を入れないと機能しません。
センサーをオフにして、保育者同士おしゃべりをしていたら危険を逃してしまいます。
この人間の眼は、タブレットやスマホを操作しながら機能するほど機能的には出来ていません。
コンピュータと違い、マルチタスクにはあまり向いていないのです。
たとえ視界の中に入れていたとしても意識をそこに向けないと、注意力散漫、心ここにあらずでは、見えているものも見えなくなるのが人間の眼の特徴です。
人は割とすぐに機械に頼ろうとします。
人間など当てにならないからです。
人はすぐにスイッチをオフにし、勝手にカメラを誤作動させ、情報処理能力もコンピュータにかなわないからです。
でも私はまだまだ人間の力の方が優れていると思います。
高度な専門性と高い技術、豊富なデータベースはネットには存在しません。
何か危ないな、ここはおもしろそうだな、子どもの成長を感じるぞという感覚はまだまだAIは追い付いていません。
この知能を持った世界最高のカメラを駆使しよう。
電源を入れたら子どもをくまなく観察しよう。
首を動かし、体の向きを変え、360度意識を向けよう。
そして自分自身のセンサーを信じ、都度制度を高め学習しよう。
たくさんのデータベースを蓄積し、豊富な情報をすばやく処理する練習をしよう。
都度動き、フットワークを軽くし、楽しいこと、盛り上がっている所、危険な場所を察知する能力を高めよう。
そうやって日々考え、判断、分析、実行するスキルを高め、保育者としての技術を高めよう。
我々は知能を持った世界最高のカメラを持ち、世界最高のプロセッサを積み、すばやい判断能力と行動力を持ったHuman Intelligenceなのだから。

