保育

代表コラム

保育者の専門性とは

僕たちの専門性とは何かと考える。 確かに子どもの事や野外の事など多少は専門的な勉強はしてきた。 子どもとの関わり方など専門的な技術も多少は持っているつもりだ。 20年以上、子どもと関わる仕事に携わり、経験も積んできたつもりだ。 でもそれがあ...
代表コラム

自由に遊んだその先に獲得するもの

子どもを自由に遊ばせる、というのは大変なこと。 「子どもに遊びは必要」「子どもに自由を」ということに共感しても、自分がやるとなったら、多くの人がそうしない。 (子どもに遊びは必要だけれど、遊んでいるだけでいいのかしら) 遊びということを本質...
代表コラム

子どもが感じたことをそのまま受け止める

子どもたちが感じたことをそのまま受け止める。 否定はしない。 こう感じた方がいいとか余計なことは言わない。 子どもが感じたことをそのまま受け止めよう。 「そうなんだ。」「ふ~ん」「そうだね。」 頷き、相槌を打ち、共感的態度で傾聴する。 転ん...
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感じることを大事にする保育

森のようちえん、サマースクールで川に向かう途中の公園で、セミの死骸に群がるアリを見つけました。 この間、無言で観察する彼。 「セミ」 「アリ」 「イッパイ」 などと呟きながら、時間にして5分以上。 一緒に腰を下ろし、一緒に観察に付き合うこと...
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幼児の教育環境について考える

近所の公園に出かけた。 ベンチに座って食後のコーヒーを飲んで気付いたこと。 「何かが違う」 広場もあって遊具やアスレチックもあるいい公園だと思う。 それでもここに森のようちえんの子どもたちを連れてこようとは思わない。 何故か。一言で言うと、...
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教育の構造を変える

保育を行うのは現場の保育者である。 保育を行うのは、園舎でもなければ、園長先生でもない。 現場の保育者なのである。 だから、どんな保育をするかという責任は現場の保育者にある。 自分はやはり、いい保育がしたい。 自分にとっていい保育とは、子ど...
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教育の中身としての「体験の質」と「働きかけの質」

少人数なら何でもいいのかというとそうではなく、そこで行われる教育の中身が問題です。 私たちはその「体験の質」を高めていきます。 その体験の中心に「自然の中で行う教育」を持ってきています。 これについては言い訳は無用です。 誰もが「自然の中で...
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教育の質としての「構造の質」

日本中の幼稚園・保育園の先生たちが子どもを自然に連れ出して遊ばせればいいのにと思っても、そうはなかなかうまくいかない(「野外で行う少人数の幼児教育」)と書きました。 安全管理上の問題とそれを行う側の技術と経験不足の問題があると述べました。 ...
代表コラム

大人も子どもも幸せになる活動を目指して

滝山ネイチャークラブの森のようちえんは、子どもだけの森のようちえんではないのです。 私たちの考える森のようちえんは、活動に携わる大人にとっても重要だと思うのです。 当然、子どもの安全を支え、大人としての適切な立ち居振る舞いは必要でしょう。 ...
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自ら育つ環境とは?

「自ら、育つ」環境とは、 「自ら育ちたい」と思える環境です。 人間には元々成長欲求があります。 「もっと大きくなりたい」という成長欲求があり、その欲求を満たしてきた生物が進化して現在に至っています。 「自ら育ちたい」と思えるほど余裕がなかっ...