ブロックをお部屋の真ん中に、「ジャラジャラジャラ」とばら撒いて、「はーい、このおもちゃで遊んでくださーい。」「あ、そのおもちゃはあっちに持っていかないで!」「ここで遊んで。」
まさか、こんな保育、やっていないですよね。
30年前の保育です。
当時でも、「それ、どうなのよ?」という感じですが、令和の現代です、私の中ではこういうのを不適切保育と言います。(適切じゃないからね。)
ちなみに、世に言う、不適切保育と言うのは、子どもを怒鳴ったり、手を強く引っ張ったり、子どもを馬鹿にしたり、悪態をつくと言うのを不適切保育と言うらしいですが、こういうのは、虐待と言います。
不適切ではなく、やっちゃいけない行為です。
なんか、かなり保育、劣化しちゃったなという感じですが、不適切という言葉で濁しちゃいけません。
だめなものはだめなんです。
不適切と言うのは、「だめとまでは言わないけど、それってどうなの?いい保育って胸を張って言える?適切かどうかって言われると、適切ではないよね。」という保育のことを言うのであって、前述の「ブロックジャラジャラ、ハイ、言うこと聞きましょうね」保育などは、私の中では、不適切保育です。
そんな環境で仕事していると辛いね。
もう何のために保育してるんだろうと思っちゃう。
「大勢の子どもを見てるんだから、仕方がないんです。じゃあ、どうしたらいいって言うんですか!」
そんな環境だったら、辞めましょう。
もっといい保育している所、いっぱいあるよ。
残念だな、保育ってもっとおもしろいのに。
そりゃ大変なこともあるけど、やってて、「うわー、おもしろーい!」「やっぱり保育、最高ですね!」「だから保育って仕事、辞められない!」なんてなると良いんだけど。
ちなみに、ブロック遊びがだめなのではありません。
状況と子どもに応じた遊び方、遊ばせ方が必要なのであって、例えば、被災地の避難所での保育と、普段の日常の保育が異なるように、お年寄りや赤ちゃん、具合の悪い人も避難している体育館で、走り回れない環境ならば、「ここは具合の悪い人たちもいるから、静かにブロックで遊ぼうね。」ということは大いにあるかもしれません。
クラスで嘔吐があって、感染防止の対策として、「あっちは、先生たちがきれいにしたけど、感染症が移るといけないから、あっちには行かないようにしようね。」ということはあるかもしれません。
それは、そういう状況だからです。
逆に言えば、そういう特殊な環境下で、子どもたちを安全に、周囲の状況に応じたプログラムを提供できるというのが保育者のスキルと言うものです。
その状況とそれに応じた保育内容を判断して、対応できる力が足りない。
だから、「どうしたらいいんですか!」となっちゃう。
それには、日々のトレーニングが必要です。
プロのスポーツ選手は毎日、練習をします。
プロのピアニストは、プロであっても、先生について練習をします。
保育者も日々、トレーニングが必要なんです。
練習を積み重ね、技術を高めていく先生と、不平不満、愚痴ばかりの先生では、結果に大きな差が出ます。
これからは、専門性の時代です。
どんどん専門性を高めていく能力の高い先生と、必要がないのに「ブロックジャラジャラ保育」しか出来ない先生の差はますます広まっていくでしょう。
ブロックジャラジャラに違和感を感じたら、一歩踏み出して、違う世界に飛び出してみましょう。
ちなみに、こういう研修ありますから、もしよかったらご活用ください。

行動し、自分を変え、自分が喜ぶ保育をしましょう。
保育はもっとおもしろい。
