森のようちえん(10月28日)

子どもたちにはお気に入りの場所がある

子どもたちは想像力をかき立てる魅力的な場所を好み、遊びの世界を楽しみ、創り出していきます。

私たちは、魅力ある環境を用意し、子どもたちの遊びの世界を大事にし、そして、ちょっと仲間に入れてもらいます。

遊んでいる時はどの子も夢中です。

子ども時代に夢中で遊ぶ体験をさせましょう。

 

子どもは活発で、動かずにはいられない

子どもは体を動かしたり、走るのが大好き。

だとしたら私たちは、子どもが十分に体を動かせる環境を用意しましょう。

思いっきり走れる環境を保障しましょう。

自由に思いっきり身体を動かす経験は運動能力の向上に大変効果があります。

また、制約のない自由な環境は精神の安定にも影響していることは言うまでもありません。

 

子どもには成長欲求がある

子どもには「大きくなりたい」という成長欲求があります。

子どもが困難に立ち向かったときに安直に障壁を取り除くべきではありません。

子どもの発達に合っているかという検証は必要ですが、子どもの成長欲求を適切に満たしてあげることを考えたら、その困難を一緒に乗り越えていくことで、「安心して挑戦できる」「失敗してもまたやり直せる」そんな子どもに育つのではないかと考えます。

 

内発的動機付けを引き出せば、子どもは自ら挑戦し、行動する

やる気がない子なんていません。

ただ内発的動機付けを引き出してあげられていないだけなのです。

私たちはその種を蒔くだけ。

環境だったり、声がけだったり、他の子とつなげる働きかけだったりするけれど、子どもたちはその種を育て、成長の果実を摘み取ります。

 

自然の中で自由に遊ぶ体験を通して、様々なことを獲得して欲しいのです。

そのためには、魅力的な自然環境と、自由で楽しい遊び、そしてそれらを結びつける保育者の役割が欠かせません。

子ども時代に欠かせない体験をしっかり経験させていきたいと思います。

滝山ネイチャークラブ

森のようちえん

代表 堀岡 正昭

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