子を想う父親として

今はもう自分の子どもを川に連れて行くこともなくなりましたが、(大学生の娘はおろか、高校生の息子も「行かねーよ」だそうで)昔はそれこそ休みの日には毎週のようにそこかしこに連れて行っていたものです。(実際はそうではなくてもこう書くことで父親としての威厳を保ちたいのかも)

自分が好きだったということは大きいとは思いますが、それに仕事(学童保育を担当したり、保育園のクラス担任をしたりしていたので)にも直結したので、八王子はおろか、あきる野市の秋川など色々調べてしらみつぶしに出かけていたように思います。

父親が好きなことに子どもを巻き込む。

これって子育てがうまくいく秘訣ね。

それにパートナーの理解があって、快く送り出してくれる。

いい迷惑だったかもしれません。

でもね、子どもにたくさん経験させてあげようと思っていたんだと思いたいのです。

実は滝山ネイチャークラブの原点はそんなところにあるのだと思います。

 

「子どもに経験させたい」

自然の中で遊ぶ経験

楽しい経験

お父さんと一緒に過ごす経験

 

本当はもっとさせてあげたかった。

今更子どもたちは「もういいよ」と言うに違いないし、子どもたちが望むのはそんなことじゃない。

「子どもたちにいい体験をさせてあげて欲しい。」

そう言うだろう。

対象に対する愛と取り組む姿勢。

これは今でも変わらない。

それがしっかりしていればどんな困難も乗り越えられる。

 

遊びが好きだということ、対象に対する愛、そして活動理念。

そのことを深く胸に刻み、目の前の子どもたちと10年以上前の自分の子どもたちをリンクさせながら、明日も僕は、子どもたちを自然にいざなう。

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