養成カリキュラム

養成校を出た職員がそのまま現場で通用するかというと難しい。
その園、その園に歴史や伝統、文化もあれば、「うちの園の常識はよその園の非常識」な業界であるから、その園における新人職員研修、育成というものは本来重要なはずであるが、なかなか手がつけられないままでいる。
医療の世界でもトレーナー制度など、マンツーマンで後輩を育成する仕組みが活用されているが、保育の業界においては、OJTが機能していない。
それは、忙しいからとかゆとりがない、人手が足りないという理由だけではなく、そもそも後輩を育成しようという意識そのものの欠如と、園として職員をOJTによって育成していくという仕組みと意識が足りないことが原因ではなかろうかと推測する。
職場として、職員を育てる。難しいことを言っているわけではないだろうが、自然学校や野外活動の指導員養成カリキュラムに習い、滝山ネイチャークラブにおいても指導者養成カリキュラムの作成に取りかかっている。全10科目、当然必須ではないが、団体として、こうして欲しい、こうあって欲しいという強いねがいがあるのであれば、きちんと伝え、理解してもらい、行動してもらうようにこちらも務めるべきであろうと考えた。
みなさんの職場や団体にはスタッフトレーニングの研修制度、新人スタッフの養成カリキュラムはありますか。

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