校庭芝生リーダー養成講座

園庭の芝生緑地化で、校庭芝生リーダー養成講座を受講してきました。
 まず、芝生化ということでは、100年の計はどこに?という思いです。園庭という子どもの保育環境において大きな要素を占め、また、現場の保育士の思いが繁栄されにくい環境設定にも関わらず、どんな園庭にしたいのか、この園はどこに向かっていくのか、芝生化からは読み取りにくい。理念を具現化するのが、園庭や園舎という箱物であるなら、なぜ芝生化なのか熱い思いが見えてこない。単純に緑化助成事業に採択されたからという理由で芝生化なら安直だと思います。
 確かに見た目きれいで、親の反応も良いでしょう。安全な園庭・校庭ということでこれから採用していく園・学校は増えていくことでしょう。東京都が緑化助成事業を奨めていくことで加速していくでしょうが、行政主導の事業は財源次第です。そこに100年の計はおろか、熱い思いも担当次第で冷めてしまいます。
 芝生化はアフターメンテナンス、管理が大変です。単純に片手間で出来るものか分かりません。メリットがないと言っているわけではありません。ただ、あのロープで張られたきれいな芝生の校庭を見ると、「やっぱりなんか違う。」芝生の養生のために子どもがそこで遊べないなんてやっぱり本末転倒。「安心・安全のためには多少の犠牲は必要」の範囲に入るのか、一過性の物に終わらせないために、私に何が出来るのだろうか。

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